国志夢走

Visionを描き、自身の仕事や人生に誇りを持った人であふれ返る国をつくりたい。「みんながプロフェッショナルに出演できる」そんな社会が理想です。

【マレーシア②】ペナン島、世界遺産ジョージタウンを散策

こんばんは!この記事はシンガポールからマレーシアはマラッカにバスで移動して書きました。ちょっと滞在スパンが短くなってきて、物理的な移動だけじゃなく感情の移ろいも激しいし、ブログも書くのが難しくなってきました。

 

楽しみにして読んで下さる読者の存在がありがたい限りです...

記事を書きたいからしっかり記録しておこうって意識が働いて、ただ旅をするよりも記憶に残りやすい気がしています。そんないい効果に気づいたところで本題へ。

 

 

 

バンコクから丸24時間かけて到着したペナン島。その島の港からほど近くのあたりの洋風な街並みのあるエリアがジョージタウン

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ペナン島の地図。ジョージタウンは右上の方。南の方で長い橋でもマレー半島とつながっている

 

正直、世界遺産か...?って感じは否めないけど、イギリスに占領されていた歴史など独特の街並みなのは事実。

 

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こんな感じで、さながらヨーロッパ

 

他にもアートが盛んで、いろんなところに美術館やストリートアートが存在する。

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ペナンで一番有名なアート。このデザインのグッズがめちゃ売ってる。俺は惹かれなかった。

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対称に立って拳をぶつける写真を撮ったりできる。一人旅には不向き。笑

この街並みとアートだけなら1日もいらずにみていけるし、そんなに面白くはない。

 

 

 

だが僕がペナン島を面白いなと感じたのは、中国やインドを思わせる文化や街、宗教や人も入り混じって存在しているところだ。

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多分一番おっきなモスク

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教会

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寺院っぽい

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中国のお屋敷

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インド料理を買う光景

冒頭に見せた洋風な建物とこのような風景が同じ島にあると思うと面白い。これぞ多様性というべきか...

 

歴史も垣間見える。中華風なものは、かつての華僑の繁栄の名残からきていたりする。英国の占領中に、中華系の人材が良く働き重宝されたとかなんとか。

 

中国の強大さを旅中に感じることが多く、詳しく勉強したいなと思ってきたところ。

 

 

ジョージタウン以外にも島の北部にはビーチがあったり、リッチそうなホテル、バタフライファーム(めっちゃ綺麗な蝶々が飛び交ってる、らしい。入館料高くて入らずにとんぼ返りした)。

市内中央にはペナンHILLという山の見晴らしのいい展望台とそこに続く急勾配のケーブルトレインなど、リゾート地の本領を発揮してくる。

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雨季で雨降ってたけどなんとか晴れ間が覗いてくれた

また将来リッチになってからくると別の側面を見せてくれるのだろうと思う。

 

 

 

 

島の中の移動はバスが便利だ。CATという表示が出ているバスは無料で名所を巡回しているので活用すべし。

 

ちなみに運賃の支払いにお釣りや両替がないので、高額紙幣しか持ってないと詰む。

 

乗車していて気になったのが以下の写真。

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バスの車内広告動画。女性ドライバーの誕生についてを書いている。

イスラム教の教えと女性の社会進出のジレンマを感じた。女性でもちゃんとドライバーの仕事ができる、がんばって二人の子供を育ています、など肯定的なイメージを持ってもらおうという意図を感じる動画だった。

 

この広告を流しているということからも、女性が表立って外で働くことへ難色を示す人が存在することを感じた。

 

 

国や宗教、人種に想いを馳せることができ、アートな側面も見せてくれるペナン島。空港もあるので僕みたいに長時間かけなくても訪問できる。

立ち寄ってみてはいかがだろうか?

 

 

 

【マレーシア①】バンコクからペナンまで24時間の旅路

ついに世界一周最初の国、タイを旅立つ
 
だいたい二週間くらい滞在したのだがまだここにいたいなと思わせてくれる
それくらい素敵な国だった
 
人は優しくてご飯も美味しい、物価も安い
もうちょっと涼しければ最高、笑
 
 
次の目的地はマレーシアはペナン島
 
 
かつてイギリスに占領されていた歴史があり、西洋を思わせる街並みのジョージタウン世界遺産に登録されている
 
 
タイ国鉄に乗ってバンコクはフアランボーン駅から南にずーっと進み、国境近くのパタンべザール駅まで行く 

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真ん中国境線の星印がパタンべザール
その駅にイミグレがあるのでマレーシアに入国し、KTMに乗り換えてバタワーズという駅まで向かう
 
そこから対岸に見えるのがペナン島、フェリーに乗って到着だ
 
 
飛行機だとたった一時間で着く道のりだけれど今回も僕の大好きな寝台列車で向かう
今回は下の座席を取れたので窓から外が見える
世界の車窓から」し放題である(ちょっと意味がわからないw)
 
 
 
数日間お世話になったロングラックゲストハウスを午前11時に出発

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カオサン通りにある日本人宿ロングラックゲストハウス
アットホームで面白い人が集まる素敵な宿だった、またいつか泊まる
 
 
タイに遊びに来ていた大学の友人と合流し、一緒にパッタイを食べる
彼と会うのは一年ぶりで、まさかタイで再会するなんて思いもよらなかった
 
 
積もる話がたくさんあってずっと喋りながら駅に向かう
 
そして昨日遊びに連れて行ってくれたタイ人の友人カヌンと駅で合流
 
彼女は去年日本にインターンシップで来ていて、その縁で出逢った
日本語ペラペラで優しくて人気者
 
この日もわざわざ見送りに来てくれたり電車で食べてとフルーツと揚げものもらった、ほんと優しい…
 
代わりに日本の扇子をお土産に渡して電車に乗り込む
 

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フアランボーン駅の看板 日焼けしたなぁ
出発時刻は15:10、相席はお坊さん
午前9時前にパタンぺザールに到着するから約18時間
 
 
向かいの席のお坊さんが優しい
 
荷物ここに置いたら良いよとか、チケット今見せないといけないよと教えてくれる
スマホから日本語が聞こえてきてなにかと思ったらアニメを見ていた
日本語わかるのって聞いたら、タイ語の字幕がついてるからとのこと(僕の知らないアニメだった)、さすが世界のジャパニーズアニメ
 
 
19時頃だったろうか、車掌が席をベッドに変える作業をし始めたので荷物をまとめて持って食堂車に向かった
 
途中扇風機しかなくて椅子の車両があり、ローカルの人がたくさんいた
 
 
あらかじめ買っておいたカップ麺にお湯を入れてもらって食べる
食堂車両は結構ボロボロ、いろんな人種の人が食事をしていてグッとくる雰囲気があった
 
 
自分の席に戻ってぼーっと車窓を眺める
 
途中で野焼きをみたり

 
 
月を見上げたり

 

朝日を見て楽しんだ、うん絶対下の席が良い
 
 
電車に乗ってきた両替商に1000バーツをマレーシアの通貨リンギットに変えてもらう
 
 
車掌がみんなを起こして準備しろと呼びかけ始めた
もうすぐ国境の駅だ
 
 
降りたら駅員の指示に従って適当に歩いていく
タイの出国手続きをして荷物をスキャンしてマレーシア入国手続き
 
 
無事マレーシアに入国!
タイ文字がなくなってアルファベットに変わってる
 
 

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日本でおなじみのKioskは実はマレー語
 
 

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窓口でバタワーズ駅までの電車の切符を買う
 
日本人の旅人が二人いて、同じくペナンに行くということで一緒に向かうことに
 
一人はタイに一年近く留学してる子、もう一人はインドとかアジア中心に旅してる人
せっかくなのでインスタ交換したりこのブログを紹介した
 
 
こうやって地道に読者を増やしていくの大事、いつも読んでくれるみなさんありがとう
 
 
ヒジャブをつけている女性がたくさんいてイスラム教圏に入ったんだなぁと感じる

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車内マナー広告も宗教のタブーに関わるのだろう、男女でイチャイチャするなって書いてある
 
まあでもこれは日本でも適応したら良いと思う、うん笑
 
 
 
100分くらい電車に乗って午後2時過ぎ、ようやくバタワーズに到着
 
 
腹ペコで駅にあったカレー屋に駆け込む
チキンとカレーライスで6リンギットくらいだった
 
1リンギットが大雑把にいうと30円で、10倍したらバーツになるって考えるようにしてた
 
 
国が変わると貨幣も相場も変わるから最初は結構頭を使うし疲れる 
タイに比べると食事は少し高い、一方で宿は安かったりする。なんでだろう?
 
 
フェリーは往復で1.2リンギットと安い
日本と違って改札のタッチするところは左側でややこしい
30分おきくらいに出てるのですぐに乗ることができた
 
 
 

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フェリーの船内
徐々に洋風な街並みが近づいてくる
 
 
 
 

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遠くの街並みがジョージタウン それを眺める二人のムスリマ
ついにペナン島に到着、宿はフェリー乗り場から歩いて10分
マレーシア時刻で16時、タイ時刻にすると15時でちょうど24時間
 
 
 

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ジョージタウンの街並み
 
少し宿でゆっくりして晩御飯が食べられるところを探す
 
次回は世界遺産の街ジョージタウン散策回の予定、お楽しみに
 

【ミャンマー①】メーサイタチレク弾丸国境越え

タイ北部の観光地チェンマイに五日間滞在したのだが、うち1日をさらに北の国境の町メーサイへ行って帰ってくるために使った
今回はその時のことについて書く


メーサイから国境を越えてタチレクというミャンマーの町に入ることができる

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中央上部にタチレクと書いてあるのがわかるだろうか?出発地点のチェンマイはマップ上のピンがあるとこ


 

橋を歩いて渡って国境を越えれるということで、訪れたこともない国なこともあり行くことを決めた

 


だいたい片道五時間バスの長旅である
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往復で1,500円くらいでかなりスペースも広い(日本の夜行バス見習え)

 


朝8時のバスに乗って向かう
ちなみに帰りのバスの出発時刻は15時半なので、二時間くらいしか滞在はできない笑

 


乗客は中国人、ローカルな人、バックパッカーっぽい西洋人、僕って感じ
途中大きなチェンライという町で止まり、そこからさらに一時間かかった

 

 


バスターミナルに着いてからは、国境行きのソンテウに乗り(15B)イミグレを済ませていく

 


これがタイ側のイミグレ

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まずはタイの出国手続きをする
パスポートと出入国カードを出して、あっという間に終わる

 


スタンプが押されたことを確認して先に進む
これが国境となっている川だ

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そんなに大きくも綺麗でもないけど、国境になっているという事実だけで不思議と立派な川に見えてくる

 

 


ちなみにこの写真を撮っている時はタイを出国してミャンマーには入国をしていないのでどこの国にもいない状態と言えるだろう

 


少し歩くとミャンマー側のイミグレが見えてくる

 

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日本人は現在ビザがいらない(期間限定と思われる)ので、通常入国に500Bほど取られるのだが無料で入ることができた

 


日本のパスポートは最強、本当にありがたい…


この出入国でおよそ10分間、あっという間の出来事だった

 


ということでミャンマーに初入国
早速観光に行かないかと運ちゃんに話しかけられまくる

 


たった二時間たらずじゃ無理無理と適当にあしらいながら国境付近を見ていく

 


橋を降りると観光客向けの市場がずらりと立ち並んでいる
だいたいどこの国もサングラスとTシャツと、よくわからん電子機器を売ってる気がする

 


最初の買い物はこのビール

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国境の町なこともあり、バーツが使えるので40バーツで購入


長旅だし暑いしでやたらうまく感じた
ここには置いていなかったのであとでミャンマービールも飲もうと決めた

 


次に買ったのはこの栗

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タイでは見かけたことがなく、見ていたら一個試食させてくれた


甘栗に近いけどそこまで甘くはないって感じ
だいぶ口の中の水分を持ってかれるけど、美味しくて食べ出すと止まらない
60バーツで購入

 


噛んだりして殻を割って中身を食べる
最初は難しいんだけど5,6個目くらいになるとだんだんコツをつかんでうまくなってくる

 

 


限られた時間でタチレクを楽しむために、この栗が活躍してくれた
お店で立ってる人に片っ端からあげておしゃべりをする作戦を実行した

 


やっぱり人は何か貰うと心の距離が縮まるのかもしれないなと思った
今後もこの作戦は使っていこう

 

 

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この携帯ショップ娘たちは代わりにマンゴーをくれた
青い実を薄くスライスして、塩とかにつけてポリポリ食べる
結構いける、マンゴーだけど全く甘くない

 


ミャンマー人はタイ人と顔つきがだいぶ違う
少し濃い顔つきで、肌の色も黒め、頰に白い塗料を塗っている人もちらほらいる

 

文化圏が少し変わった感じがして面白かった

山の民なんだろうなーって感じがする

 


遅めのお昼も食べてみた

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ショーケースに並んでいた、魚のトマト煮のようなものを注文
ご飯も野菜もスープもついてきて勝手に出されてる!?と身構えたが、どうも元からそういうスタイルらしい
これだけあっても40B


途中見つけた酒屋で25Bで買ったミャンマービールとともに食べた


魚は骨が多くて食べにくかったが味付けは良い


米はあんまり美味しくない、日本米とは全然違う
軽くてパサっとした感じ

 


短時間ではあったけれどある程度満足して国境をでた


国境付近には物乞いが多くいて、コインを入れるための器を持って座り込んでいる


一人の物乞いの横を素通りしたあと、前の男性が盲目の物乞いに数バーツあげていた


その様子を見て習うように自分もいくらかあげた

 


行き道ではあげなかったし、帰りも通り過ぎた人はいたけれど今の人にはあげた

 


それはなんでなんだろう、ハンディキャップを抱えていたからなのか、誰かがしていたからなのか

 


その収入の有無でこの人たちの今日明日はどれほど変わるのだろうか
自分は今、人の命を値踏みしているのだろうか

 

 


これまでも何度か自分の道徳心に触れるような出来事はあったが今回が一番心にこびりついた

 


そんなモヤっとした気持ちを抱えながらタイへと戻り行き道同様ソンテウでバスターミナルへと戻る

 

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本当にわずかな時間だったけれど、タイとは違う顔を僕に見せてくれて暖かく迎え入れてくれたミャンマーに感謝

 


ここからはまた五時間かけてチェンマイに戻る
夜道で暗いから外の景色もろくに見えない、行きよりも長く感じた

 


移動が好きだと言ったが、バスはそんなに楽しくないなぁなんてことを思った

 

 


翌日はバンコクに戻って注射を打ったりマレーシアへ向かう列車を予約したりとやることがたくさんある

 


やっとゲストハウスに帰り着いていつものようにフランス人夫婦の旅自慢を聞き、僕も今日撮ってきた写真を見せて、明日もいい日にしましょうって話して眠りについた


 

【タイ⑧】憧れの深夜特急 寝台列車の旅

(今回は写真を入れないことにする。アップするのに時間がかかるのもあるし文だけの方が旅行記っぽい感じがするかもなと思って試験的に。もし写真も見たい場合はインスタやツイッターもフォローしてほしい。想像力を働かせて楽しんでくれれば嬉しい。)
 
 
さあ憧れの深夜特急、12時間の寝台列車旅の始まりだ
 
 
 
アユタヤサイクリングで結構な距離を走破したこともあり疲れていたようだ
シャワーを浴びて着替えて、少しだけ寝るつもりが目覚ましが聞こえなくて30分も寝過ごしてしまった
 
 
急いでクローズしていたフロントのドアを叩いてチェックアウト(結構叫んだ、笑)
デポジットの200バーツを回収して駅に向かう
 
 
手際が良かったからなんだかんだ余裕を持って駅に到着
アユタヤ駅のホームにはワンちゃんがゴロゴロいた
バンコクですっかり犬嫌いになった僕はなるべく距離をとって座って列車を待った
 
 
 
予定より15分遅れて遠くからヘッドライトを光らせながら列車はホームに入ってきた
時刻は23:45、夜中のホームはドキドキする(犬も活気づくからそれも相まって)
 
 
 
僕と同じく寝台を予約している人は後方の車両に乗り込む
大半が寝台ではなく座席の車両で、前の方はローカルな人がほとんど
節約しているとはいえ、流石に夜通し12時間を座って移動するのはしんどい
 
 
寝台のシートは上下2つに分かれていて、今回は上の席
下の方が窓もあるし登り降りがなくて楽だから人気
その分少し高くなるが僕が買う頃にはすでに売り切れていた...
 
 
 
バンコクから乗っている客がほとんど
すでに眠ってる旅人も少なくない
 
 
通路には荷物を置けるスペースがあり、僕と同じような大きなバックパックが所狭しと並んでいた
 
 
ある程度お金を持っている人しか乗車しないためスラれるリスクは低いのだろう
僕も貴重品は身につけておいてそれ以外の荷物をベッドの外に置いた
 
 
 
そこまで広い空間ではないが、清潔さを感じるシーツと毛布、枕がある
180cmの僕が足を伸ばして寝転んでギリギリ当たらないくらいの幅だ
カーテンで仕切ることができ、秘密基地っぽい
 
 
車両の連結部分近くには洗面台とトイレがある
ちなみにトイレは出したら出しっぱなしで線路に直行という具合
便座はちゃんとあるのだが底の穴から線路が見える
 
 
歯磨きを済ませ、楽な格好に着替えて寝転びながらスマホをいじる
 
冒険心をくすぐられる寝台列車という言葉の響きと実際にそれに乗っている事実、秘密基地のような空間が楽しくて仕方なかった
 
気づいた時にはもう眠りに落ちていた
 
 
 
聞き取れないが呼びかけるような車掌のタイ語で目を覚ました
ぐっすり眠ったつもりがまだ時刻は6時台
目的地のチェンマイまではまだあと5時間はある
どうやら途中の大きな駅に着いたらしい
 
カーテンを開けてみると降りた人がいたのだろうか、いくつかのベッドはなくなり座席に早変わりしていた
 
 
乗務員に車内販売の朝食はいらないかと聞かれ、パンを1つだけ頼んだ
 
 
正直値段とクオリティはあまり良いものではなかったが、こういうものだろうと思い直して食べた
 
列車で寝て起きて、ご飯を食べていることが楽しくて、味は二の次だったからそんなに不満はなかった
 
 
 
まだまだ時間があるので贅沢に二度寝をする
 
9時過ぎくらいにまた起きた
 
 
下のベッドが座席になっていることを確認して、荷物をまとめて座席に移った
外の景色を見たかったからだ
 
 
 
カーブになると先頭の方の車両が窓から見えて、意外と列車が長いことに気づく
 
 
建物が何もなく、草原とちょこちょこ生えている木々が延々と続いている
 
随分遠いところまで来たんだなぁ
古典に出てくる助動詞「らる」の自発の意味の用法ってこういう時に使うんだろうな...
 
 
 
 
途中で何度もローカルな駅に停まる
制服を着た駅員が犬と戯れながら楽しそうに仕事をしている姿が見える
 
この駅はどんな人が利用するのだろう…誰も降りずにそのまま列車は出発
 
 
 
 
目的地まであと一時間半
外を見ながら昨日のアユタヤでの出来事についてのブログを書く
 
 
こうやって列車でブログを書くのが小さな夢だった
ある程度書き上げたら、今度は前に買ったノートに今の高揚感を綴る
 
それも済んだらまた一眠り
 
 
 
乗務員が全員を起こし始め、程なくしてチェンマイについた
 
 
 
 
今回で確信した、どうも僕は移動が好きらしい
 
歴史も遺跡も食も人との関わりも全てが旅の醍醐味だけれど、今後もルートや旅路を考えることにワクワクし続けるだろう
 
 
そんなことを思いながら車両を降りる
 
 
 
目の前には駅前に群がるソンテウのドライバーたち
駅から宿のあるチェンマイ旧市街までは少し離れているから使うほかない
 
 
気を引き締め直し、値段と行き先について話す
 
 
さあ新しい街、チェンマイ
 
 

【タイ⑦】国鉄で日帰りアユタヤ観光

先日二日連続で野犬に追いかけられてから、犬が嫌いな動物ランキングで急上昇
狂犬病は致死率100%、噛まれたらgame overなのでシャレにならない(病院に駆け込めば助かるらしいけどどっちにしろ嫌)
 
 
世界一周をした先輩曰くバンコクの野犬が世界一元気らしいので、この先は何も怖くないはず...
 
 
さて今回の記事は古都アユタヤの観光だ
しばらく滞在していたバンコクと別れを告げ、タイ国鉄を利用してアユタヤへと向かう
 

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タイ国鉄
だいたい一時間半の短い旅路だ
 
列車は三等車の立ち席、これだと20Bで行ける
阪急だと京都から神戸に行くようなものだからやっぱり安い
 

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三等車の切符
チケットを握りしめて乗り込む
三等車だけあり、周りは現地の方だらけ
 
氷のボックスを持ってきていて、ぬるくなった飲み物をキンキンに冷やしている
すごく羨ましい…
 

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世界の車窓からっぽくてテンション上がる
向かいの席のおじさんと話したり、指定席の客が来たら席を立って乗客を観察したり
そんなこんなでアユタヤに到着、だいたい午前10時くらい

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アユタヤ駅
 
 
 
すぐに駅のそばのレンタルサイクル屋さんで自転車を借り、サイクリングで史跡を巡る

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一応TREK

50バーツでママチャリも借りれたのだが、結構な距離を走行する予定だったので100バーツでTREKにした

 
 
 
最初に見たのはこれだ

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菩提樹に包まれたブッダ
写真で目にしたことがある人も多いはず
意外とこじんまりとしているが、周辺にも頭部の破壊された仏像が数多く立ち並んでいて、ビルマ軍の蛮行がありありと伝わってくる

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頭部のない仏像
 
他にもこんな史跡の数々を巡った
 
 
炎天下で自転車を漕いでいたから、熱中症に気をつけてこまめに水分補給をしたり日陰で休んだりしていた
 
アユタヤの建築物の特徴として赤レンガを積み上げてつくられていることと、アンコールワットを代表とするクメール文化も少し混ざった配置と荘厳さが感じられた

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広大な史跡や仏像を見てかつてのアユタヤ王朝の隆盛を感じていた

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お賽銭がわりに手前の小さな仏像に金箔を貼り付けて功徳を積むそうだ
 
仏教への信仰心は今のタイ人を見ていても随所に感じられ、生活の一部として大きく割かれている要素なのだと思った
 
 
アユタヤはなんか奈良っぽいと感じた
いたるところにアユタヤ朝時代の名残が見られて、すごいんだけどだんだんありがたみがわかんなくなってくる感じ
 
観光資源はたくさんあるが、どうも活かしきれていない感じ(ディスってごめん)が奈良っぽい(僕は好きだけどw)
 
 
最後に向かったのが日本人町

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アユタヤ王朝から最高位の称号を受けた山田長政が暮らしていた場所だ
少し自転車で行くには遠いが、日本人である以上行かないわけにはと思い向かった
 
どのようにして日本人町が形成されたかのルーツを動画でわかりやすく紹介してくれた
 
 
異国でたくましく生きた先人を知って勇気をもらい帰ろうとした矢先に大雨
時刻は17時半、自転車は19時には返却しなくちゃいけない
 
でも雨は一向に止まない、雷まで落ちる始末
 
困り果てていたところに、館長とおぼしき人がトラックを出して送ってくれるという
本当に神様に見えた…
 
 
スタッフに雨で濡れないようリュックを包んでもらい、自転車を無理やり荷台に乗せて駅まで向かった
 
 
無事返却でき、感謝をして別れた
あとは23時半からチェンマイへと向かう寝台列車を待つために近くの宿でご飯を食べながら仮眠をして過ごす
 
 
今日はかなり自転車を漕いで疲れたが、歴史に触れ人の優しさに触れ幸せな1日だった
 
次はいよいよ憧れの深夜特急寝台列車
言葉の響きだけでワクワクする、寝過ごさないように気をつけよう
 

旅に出て一週間が経ちました

こんにちはジャックです、旅に出て一週間が経ちました

 

今はまだバンコクにいて、バックパッカーの聖地と言われるカオサンロードの日本人宿Long Luck Guesthouseというところに泊まっています

 

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メジャーなワット(寺院)も見たり、料理もだいたい堪能できました

 

 

バンコクでなら暮らせる気がする

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だいぶバンコクには慣れてきて、ここなら住めるなと思えるようになってきました

一人旅をはじめてしてみたいという方にはいい国だと思います

 

親日国だし、ご飯も美味しいし、物価もそこそこ安いし最高です

人も笑顔をよく振りまいてくれます

 

アソークなどの中心部には日本人が多く生活する場所もあり、日本語のフリーペーパーまであります

五万人近くの日本人が暮らしているだけのことはあるなと思いました

 

暑さだけなんとかなれば...

 

 

現地を知ることの難しさについて

 

今回の旅には”日本はどうあるべきかを考える”というテーマを置いています

その背景もあってただ観光地を行って写真を撮るだけじゃない旅にしたいと考えていました

 

でも実際はなかなか難しいものがありました

 

外国人である僕が通る動線には観光客向けの側面しかなかなか見えないようになっているし、街中の人は英語を介さない人が多い

たまにわかる人がいても客としてみている場合がほとんど

 

自分でしっかりと観察すること、言葉の通じる少ない人にその観察して気づいたことを伝えてみることの2つをしていかないとなと思います

 

現地で暮らす日本人の方だと、日本との比較をしやすいためいいのかもしれません 

 

 

 

 

考えること、考えないこと、時間を決める

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ジャッキーチェンの名言

さっきの話を全部ひっくり返すようですが、難しいことを考えすぎないでただ生活して肌で感じてみるのもいいんじゃないかなって気がしています

 

まさしく”考えるな感じろ”って感じですよね

 


過去の記事でも書いたことがありますが、僕はほっといてもデフォルトが考えてしまう人間です

 

不安とか心配、懸念点などは考え出したらきりがない

でも安全のために考えた方がいい時もある

なんでこうなってるんだとか学びもじっくり腰を据えたほうがいい時もある

 

 

だけどそこでぎゅうぎゅうになってたら勿体無い

なのでこういうことを考えるときはPCを開いたときだけにするとしています

 

 

なんでこうなってるんだろうって好奇心から生じる考えは前向きなのでOKです

 

 

周りの旅人は、もっと自由奔放でのほほんと過ごしている人の方が多いようです

自分はやっぱ真面目だなぁとかも思います

 

でもこれも考えなくていいことです

 

他の人と比べてハードな旅をしてきたとか、まだ経験が浅いとか、もっと自由気ままじゃないといけないんじゃないか...そんなのはどうでもいいんです

 

参考にしたいと思ったらしたらいいけど、何より自分の旅だから誰に気を使うでもなく自分のしたいように過ごせばいいんです

そこが最初の数日は拭えなくて、ぎこちない感じがありました

 

 

下手に気負ったり背負ったりする必要はないんです

そんなん当たり前やろって思うかもしれないけれど、スッとそう思いにくい人なんです

 

これもだから悪いとかどうとかはない、ただそういう特徴ってだけの話

 

先の旅路を考えて不安になることもよくあるけれど、その時や向き合わざるを得ない時がくるまでの時間もマインドシェアを奪われて色褪せてしまったら勿体無い

 

 

だから考える時を分ける

あとは常に前向きであることを心がけています

 

 

 

間をコントロールすること

別の話をします

人間という言葉がありますが、中国ではただ人としか言いません

人間は日本で生まれた言葉だといわれています(諸説あり

 

じゃあこの”間”とは何か?それは世間の間からきているといいます

 

日本ではまわりがどう思うかを重視して生きることが他国よりも非常に多いと言えます(ここはもっと多くの国を実際に感じてYesと言い切れるようになります)

 

間の包括する範囲が社会規模にまで至るのが世間です

 

 

タイだと世間体というものを気にせず気楽に過ごせている感覚があります

これは間を共有する範囲が狭いからかもしれません

 

 

でも例えば寺院では気にしなくてはいけないことが存在します

ノースリーブではいけません、こうやって拝まなくてはいけませんetc...

微笑みの国タイでも、仏教の介在する間では厳格な側面も存在するのです

 

 

その間にお邪魔する以上間のルールには則らなくてはなりません

逸脱した行為を間と違うから間違っていると言われるのです

 

 

昨今では多様性を尊重しようというテーゼがよく叫ばれていますが、付随して違いは間違いではないという言葉もたまに耳にします

 

でもさっきの寺院の例のように、間という概念が存在する以上確実に間違いというものは存在します

 

今の間に対して不満がある場合は

  1. 間に適応する
  2. 別の間に移る
  3. 間を変える

この三択しかないはずです

 

寺院の例に則ると

①は作法がわからないなりに、周囲の姿を見てその通りに習って手を合わせてみる

②はそもそも参拝することをしない

③は作法をこれに変えてよと働きかける

 

こんな感じです

 

③ばかりを主張するのもどうかという気がするし、常に①ができないというのも問題だと僕は思います

 

あとパターンとしてあるのが③の亜流で間の分割です

間の掟を塗り替えるのは骨が折れる難しい、だから君たちは変えなくていいからこれはこれで存在していいことにしてよという具合に分けてしまうという方法です

 

 

もっと間をそれぞれがコントロールして生きていけたら、心地よく暮らせるんじゃないかなとタイに来て一週間経って思いましたとさ

 

 

元気に生活してます、明後日からアユタヤ、寝台列車チェンマイに行ってきます

楽しみ...

 

 

 

【タイ⑥】バンコクで挑戦する日本人に会う

サワディーカップ(こんにちは)

今日からアユタヤの日本人宿に移動してここで5泊していく予定です

旅人が多く泊まっていて、色々情報を交換できたりギター弾いて歌ったり楽しい日々になる予感がしています

 

今回はバンコクで二人の日本人の方とお話をさせてもらい、感じたことを記事にしようと思います

 

 

どんな方と話をしてきたか

一人目は、僕が所属していた学生団体のOBの方です

 

現在はという会社で仕事をされています

同じ組織出身ということで、当時の頃の思い出話に耽ってあんなに熱く青春をした時はなかったねと語り合いました 

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ランチでの写真

 

ご自身がタイの血を引いていて、十年以上暮らしていたというバックグラウンドもあってタイでファースキャリアを歩むことを決意されたそうです

 

 

 

次にお話を伺ったのが物流のお仕事をされている方です

Twitter経由でアポイントを取ることができました 

 

グループでタイ人が400人近くいるなかで唯一の日本人で会社を経営されています

元々は日本の商社で働いていて、途中で独立をして失敗も乗り越えて今バンコクでやりがいのある仕事を見つけることができたそうです

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オフィスの屋上にて

 

昔からずっと憧れていた海外を飛び回って商談を成功させる姿を体現していて、今は物流に強みがあるから手段として選択していると話されていました

 

 

 

希少価値を活かすということ

お二人の話を聞いていて、共通していたと思うのが自分はどの環境だと輝けるのかということを考えられていたことです 

 

日本ではもしかしたら同じような仕事をしている人たちに勝てないかもしれないが、フィールドがタイに変わればそう敵う人はいないんじゃないか

これが社会全体で見てもいい配置だとも思う、と最初の方は話されていました

 

自分の希少価値を高めていくだけでなく、どこでならもっと希少な存在になれるのかという視点も大事だと感じました

 

 

タイの発展はまだまだこれから?

タイの新卒の給与はだいたい15,000BTH(五万円くらい)です

でも日本食でちょっと綺麗なところでご飯を食べたら300BTHかかったりします

物価の上昇に賃金上昇が追いついていない状況だとお聞きしました

 

所得格差もかなり酷いです

たまに僕も食べる街中の屋台は焼き鳥一本10BTH、バスが8BTHと安く生きようと思えば安く生きられます

でもショッピングモールはあるし、到底今泊まっているホステルの周辺で暮らす人々が買い物をできるとは思えません

 

これは経営者の方にお聞きしたのが、転職がすごく多いということ

さきほど述べたとおり、賃金は低いです

だから能力がある人は次は180BTH、200BTHという風に高い給与を求めて移っていくそうです

 

日本だと徐々に働きがいや意義といったものが就職の観点になってきていますが、そんなことは当分タイではなさそうです

うーん、組織づくりとかしがいがなさそう...

 

 

最後に

まずはお忙しい中時間を割いてくださったお二方、ありがとうございました

自分がかっこいいと思うことに素直に生きることがなにより幸せだと教わりました

 

 

もう数日バンコクで過ごしたら、アユタヤとチェンマイ寝台列車で行ってきます!